こんにちは、カナダ留学中のシンです。
みなさん留学すれば英語力は勝手に伸びるもの、という幻想を抱いていませんか?
はい、私は抱いていました。半年も海外で生活すればぺらぺらになるんだろう、と。
ところがどっこい、海外で生活したことがある人はわかると思いますが、必要最低限のコミュニケーションしか取らずに生活を行っていると、最低限のコミュニケーションを取るだけの英語力もなかなか身につきません。
私は理系の大学院に留学していますので、基本的には毎日一人で実験をすることが多く、意外と英語を喋る機会というのは少ないです。
そこで、英会話の機会を増やすために、地域で行われているConversation Cafe (適当に皆で集まって雑談する会)なるものに参加してみましたので、今回はConversation Cafeがどんなところなのか紹介します。
Conversation Cafeってなにするの?
基本的には何人かのグループで1~2時間程度英語でお喋りするだけです。会によっては各グループにボランティアの人が一人ついて会話を促してくれる場所もありますし、完全に参加者だけでお喋りするようなところもあります。
また、初めに少しだけ発音練習などの簡単な授業のようなものを取り入れている場所もあります。
Conversation Cafeの探し方
カナダに住んでいるなら、インターネットでConversation Cafe やConversation Circle, English Cafeといったワードと地域名をあわせて検索すれば、簡単に見つけられると思います。カナダは移民が非常に多い国ですので、英語学習者向けのイベントがたくさんあるようです。また、大学に留学している場合はその大学のESLがConversation Cafeのようなイベントを開催している場合も多いと思います。
大学と地域のConversation Cafeの違いとしては、大学内の場合は参加者が基本学生なのに対し、地域のものは幅広い年代の人がいることです。私が地域のConversation Cafeに参加した時は、中学生から70歳のおじいさんまで参加していました。
他にも、Meetupなどのサービスを利用してイベントを探すことも可能です。
行ってみた感想
私はまず大学のConversation Cafeに行ってみました。そこは、4~6人程度のグループ一つにつき学生のボランティアか大学のスタッフがついて会話をするというスタイルで、ボランティアの人がいろいろ話題をふってくれるので喋るのが苦手な私も安心して参加することができました。
ただ、週一回一時間程度しかなくこれだけではなかなか英語力は伸びないと思ったので、次に学外のConversation Cafeにも参加しました。
学外で参加した一つ目の場所は、4人ほどで一つのテーブルを囲んで2時間ほどお喋りをするというスタイルでしたが、特にボランティアはおらず完全に参加者だけで喋るパターンでした。さらに、学校とは違い幅広い年代の人が参加するため、なかなか共通の話題を見つけるのが難しかったりします。
おしゃべり好きな人には適していると思いますが、私の場合は妙な沈黙を恐れつつ変な汗を2時間かき続ける、という英語の練習なのかメンタルトレーニングなのかよくわからない状態になりました。
その後、さらに別の学外のConversation Cafeにも参加してみましたが、そちらは各グループに一人ボランティアがつくパターンでした。
基本的にはボランティアがつく場所のほうが安心感があるので、初心者はまずボランティアがいるところに行くことをお勧めします。(ただし、一度行ってみないとボランティアがいるのかどうかわかりませんが…)
ぶっちゃけ効果ある?
効果の程は…ぶっちゃけ週一回Conversation Cafeに行ったところでたいして効果は感じられません。他の勉強と組み合わせて、少しでも英語を喋る機会を稼ぐくらいの気持ちで挑んだ方が良いです。
ただし、留学している方でほぼ学生としか話したことがないという人は、学外のConversation Cafeに参加することでいつもとは違う英語に触れられますので、一度参加してみることをお薦めします。
まとめ
劇的な英語学習効果はありませんが、少しでも場数を踏むためと思って、とりあえず試しにConversation Cafeに参加してみたらいかがでしょうか。
以上、Conversation Cafeの紹介でした。
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