こんにちは、カナダ留学中のしんです。
外国に住んでいる時にどうすべきか悩むことの一つに「散髪」があります。
私は日本でも散髪中の美容師さんとの会話が苦手なので、これが英語になるとかなりしんどいのですが、カナダに来て始めの頃は頑張ってカナダ人がやっている美容室にかよっていました。
しかし、カナダに来てから一年半ほどたったとき、ついに限界を感じて日本人美容室に切り替えてしまいました。
そこで今回は、外国での散髪について簡単に紹介していきます!
外国での散髪場所の選択肢
まずはカナダで髪の毛を切ろうと思うとどういう選択肢があるのか簡単に紹介します。
現地の美容室
まずぱっと思いつく選択肢がこれですね。そう、カナダ人がやっている美容室です。
カナダ人の美容室のいいところは、とにかくどこにでもあるところです。
たとえ小さな町に住んでいたとしてもカナダ人の美容室は絶対見つけられると思います。
また、せっかくカナダに住んでいるんだからカナダの文化に触れるという意味でも一回くらいはカナダ人の美容室にお世話になっておきたいですね。
私は計1年半ほどお世話になりましたが、だいたい流れは日本の美容室と同じです。最初にどんな感じに切って欲しいかのヒアリングがあり、その後
洗髪→散髪→確認→洗髪→仕上げ
といった感じの流れです。
飲み物がでるところもありますし、雑誌も置いてあったりします。
日本人美容室
トロントやバンクーバーなどの大都市になると、日本人がやっている美容室という選択肢が増えます。
美容師さんはだいたいワーホリで日本から来ている方が多く、日本の美容室とほぼ同じサービスが受けられます。
日本人美容室の良いところは何と言っても安心感です。英語で髪の毛をどう切って欲しいかの細かいニュアンスを伝えるのはかなり難易度が高いので、日本語が通じる安心感は素晴らしいものがあります。
値段もカナダ人美容室と対して変わらないので、大都市に住んでいるんだったらあえてカナダ人のところに行かなくても日本人のとこ行っときゃ良いんじゃないかと思います。
ちなみに日本の美容師さんの腕はかなり良いらしく、カナダ人の方でも日本人美容室に通っている人もいます。
激安散髪屋
あと、一回8ドル(700円くらい)とかでやってくれる激安の散髪屋もあります。
チャイナタウンとかに結構入っているイメージがあります。
私は怖くて行けません。
私が日本人美容室に切り替えた理由
初めにも書きましたが、私は1年半ほど、(たぶん計8回くらい)カナダ人のやっている美容室にかよっていました。
私の住んでいるウォータールーには日本人がやっている美容室はなく、わざわざ散髪のためだけにトロントまで行くのも馬鹿らしかったのでずっとカナダ人のところに行っていたのですが、最終的にはカナダ人に切ってもらうのは止めてわざわざトロントまで行って日本人に切ってもらうことに切り替えました。
会話は意外と大丈夫
カナダ人の美容室に行って感じたのは、意外と会話は大丈夫なんだということです。
カナダ人の美容師さんも日本人と同じでよく話しかけてくる人と黙々と切ってくれる人がいますが、黙々と切ってくれる人の場合は別に何も喋らなくても良いですし、良く喋ってくる人については適当に相槌だけうっておけば勝手に喋っててくれるのでいうほど会話の心配をする必要はありませんでした。
写真見せてもあまりうまくいかない
会話は良いとしても、髪をこう切ってほしいとかああしてほしいとか細かいニュアンスを伝えるのは至難の技でした。
とりあえず基本的な表現だけは抑えていましたが、細かいニュアンスを伝えられる気は全くしませんでした。
(てか私はそもそも日本語でもうまく髪型の指定をできないのでいつも美容師さんにおまかせしていました…)
そこで、私はいつも髪の毛を切った後の自分の写真を見せて、「この写真みたいに切ってくれ」と注文するようにしていました。
写真を見せたとしても、散髪中に「前髪をもうちょっと切って欲しい」とかは言う必要がありますが、写真を見せない場合と比べて言葉で伝える量が圧倒的に少なくなるのでだいぶ楽になります。
ただし、問題なのは別に写真を見せたからといってそのとおり切って貰えるわけではないところです。
たぶん美容師さんごとに好みの髪型があるので、その髪型によった仕上がりになるんじゃないかと思います。
前髪ぱっつん事件
写真見せてもその通りに切ってくれないことは良いとしても、私が日本人美容室に切り替えようと決意したのは前髪の切り方です。
アジア人と白人では全然髪質が違うらしく、例えば前髪だと白人の場合パツンときってしまってもいい感じにカールがかかって前髪ぱっつんにはならないらしいです。
しかし、同じような感じで日本人(直毛の人)の前髪をパツンと切ると、どっからどう見てもぱっつん前髪になってしまいます。
私も前髪はぱっつん気味にされることが多かったんですが、少し伸びると自然な感じになってきたのでいつもは良しとしていました。
しかし、一度完全にぱっつん前髪にされてしまい、1月たってもなぜかぱっつんのまま伸びただけという悲劇的状況に陥ってしまいました。
この悲劇を繰り返さないため、片道2時間ほどかけてトロントの日本人美容室に行くことを決心しました。
現地の美容室に行く場合の心構え
というわけで、外国で現地の美容室に行くときの心構えは
思ったように切ってくれないものだと諦める
につきます。
思ったように切ってもらおうとするから、うまく行かなかった時にがっかりするのであって、どうせうまくは切って貰えないだろうとタカをくくっていけばダメージは最小限です。
ちなみに聞いた話では、写真を見せて髪型を指定したにも関わらず全然違う髪型にされて、写真と違うと文句を行ったらこっちの方が似合うと思ったからと平然と言われたなんてこともあるそうです。
美容師さんとの雑談が不安な人もいると思いますが、別に全然喋らなくてもむこうはプロなんで気を悪くすることはありませんよ(たぶん)
英会話の練習がしたければ喋ればいいし、知らん人と話すことないって言うならだんまりしておきましょう。
ちなみに、スキバサミを持っていれば自分でちょこっと髪の毛をいじりやすくなるので、外国に長期で行く場合は日本からスキバサミを持っていくことをお勧めします。