こんにちは、シンです。
1年ほど前に緑色っぽい靴を買ったのですが、ファッション初心者はとりあえず靴とベルトの色を揃えておくと良い、とどこかで読んだ気がしたので緑色のベルトも買ってみました(@Urban Research)。
ただここで問題が発生。
ベルトが長過ぎるので切って長さを調整しようと思っていたのですが、なんと長さ調整できないタイプのベルトでした。
写真の下のように金属部品でベルトを咬んでいるような構造のものはベルトを切って短くすることができるのですが、今回買った緑ベルトは縫い付けてあるタイプだったので、ハサミで切って短くすることができません。
仕方なくしばらく長いままで使用していたのですが、全くベルトの意味をなさなかったのでどんどん使う頻度が落ち、いつの間にか緑ベルトはタンスの奥のほうに追いやられてしまいました。
せっかく買ったのにこのままではもったいないと思い、無理やり短くしてみることに。
ベルトを無理やり短くしてみた
準備するもの
というわけでベルトを短くしていきます。
準備するものは
- 糸(ベルトと同系色)
- 針
- 指貫き
- 糸切りリッパー
- ハサミ
- カッターナイフ
- ものさし
- ペン
の8点!指貫きとかリッパーとかは別になくても良いですが、あると便利ですよ。
ベルトを短くする手順
道具を揃えたら、早速ベルトを短くしていきましょう!
1.ほどく
まずは、金具を取り外すために縫い付けてある部分をほどいていきます。
リッパーがある人はリッパーで縫い付けてある糸を切っていきましょう。
糸を切るとこんな感じに金具を取り外します。
2.切る場所を決める
次は、切る場所を決めていきます。何センチ短くする必要があるかを測って、切りたい場所にマークを入れましょう。
私は7.5 cm短くすることにしました。
3.切る
切る場所をきめたら、早速切っていきます。
まずは金具を通す細長い穴を開けていきます。カッターナイフを使って気合で切っていきましょう。
穴を開けるとこんな感じ。
穴が開けられたら、長さも短くします。こちらはハサミでサクッと切れば終了です。
4.縫う
キレイに穴が開けられたら、次は金具を通して縫っていきます。
まずは金具の近くを2ヶ所縫って、金具を固定します。革は結構かたいので、針をおらないように注意しながら縫っていきましょう。
指貫きがあると縫いやすいです。
※注意:金具の向きを間違えないように!
まず金具の近くだけ縫うとこんな感じ。
5.ベルト通しをつける
金具の近くを縫い終わったら、次はベルトを通す輪っかを忘れず通します。これ忘れると悲劇。
6.もっかい縫う
ベルト通しを固定するためにもう2ヶ所縫っていって…
糸を結べば完成です!
7.完成
完成するとこんな感じです。若干糸がの色が明るすぎましたが、ベルト通せばほぼ見えなくなるのでご愛嬌です。
まとめ
以上、ベルトを短くする方法でした。
ここまでで所要時間は約1時間半です。慣れるともっと早くできそうですが、めったにやることでもないのでまあこんなもんでしょうか。
ちなみに、革は結構かたいので、指抜きがあるからと行って油断していると針が指貫きを貫通してきて痛い目にあいます(本当に痛かった)。
指貫きを過信しないようにしましょう。